IT業界で楽しく働くためには働き方がポイントになります。特にフリーランスは、自由な働き方をできるのが魅力です。会社勤めの場合は、決まった就業時間の中で決められた業務を行いますが、独立すると仕事は自分で獲得するため、その分、得意とする分野の仕事や着手する量を選択でき、さらには好きな時間に働けます。働く時間に至っては、日中だけでなく早朝や深夜など、ライフスタイルに合わせて活動時間を調整することが可能です。
短時間の自由時間を捻出することもできるため、子どもの学校行事への参加や平日のショッピングなど、会社勤めの場合にはなかなか叶わないことを実現できます。また、だれの許可を得ることなく、まとまった休暇を好きなだけ取れるのも、フリーランスならではのメリットだと言えるでしょう。たとえば、閑散期に長期で休暇を取り家族で旅行に出かけたり、休息を取るべく一旦業務から離れて充電期間を設けたり、自分次第で働く日や時間を自由自在にコントロールできます。
要するに、納期さえ厳守すれば、1日の業務量や休憩するタイミング、休日さえも自分の都合に合わせて設定できるのです。
ただし、そのためには自分でしっかり管理する必要があります。モチベーションを保つため、あるいはリフレッシュするために心身を休めることは大事ですが、請け負っている仕事が自分の収入に直結していることを忘れてはいけません。フリーランスは、プライベートの時間を確保しやすく自由が手に入りやすい分、オンとオフのメリハリをきっちりとつける自己管理能力が求められるのです。